太陽光発電の導入で、エコ化に貢献するリノベーション社会の構築を

もっとも注目したいエネルギーは、太陽光発電です。現在の社会では原子力発電に不安や反発の声が多い中、安全で環境にも配慮したエネルギーを開発する必要性が高まっています。原発推進派の一番の拠り所が電力不足の解消にあるとすれば、原子力に頼らなくても電力の必要量を確保できる社会の仕組みを構築していくことが求められます。
その場合、社会全体で取り組むためには、個人や事業所単位でも参加できるような計画でなければ実現は難しくなります。言い換えれば、導入のしやすさがポイントになるといってよいでしょう。同時に環境保護が叫ばれている時代でもあり、エコな電力であることも必要な要素になってきます。
エコという意味では、自然由来の発電方式である必要がありますが、風力発電、水力発電、地熱発電などいくつか候補があります。しかし、それらの発電には大規模な敷地や開発コストがかかるというネックがあります。そこで小規模な敷地やマンション、個人の住宅などでも導入可能なソーラーパネル設置による太陽光発電に注目が集まっています。
有名企業が太陽光発電事業に進出している事例も見られますが、身近なところでは、マンションの大規模修繕が必要になった時に、既存の建物をリノベーション化し、ソーラーパネルを設置して太陽光発電を取り入れるという好事例も見られます。マンションであれば発電した電力を活かして共用部分の電力費を賄い、管理費の値下げという形で所有者に還元することも可能になります。
このような動きが個人住宅も含め、社会全体に広がっていけばエコ化に貢献でき、同時に電力不足にも対応できる理想的な社会を実現することもあながち無理な話ではありません。
国や地方自治体も補助金という形で、リノベーション開発希望者を支援していけば、官民一体となったエネルギー対策になるでしょう。